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入社1ヶ月目だけど仕事を辞めたい…すぐにでも退職したい時に考えたいこと
新卒・中途に限らず新しい会社へ入社し、最初は頑張って働いていたものの「自分に合ってないのかも…」「もう会社辞めたい…」と思った経験がある方は多いのではないでしょうか?
それが入社1ヶ月目など早ければ早いほど「すぐに辞めちゃっても大丈夫なのだろうか?」と心配になりますよね。
この記事では、入社4ヶ月目で退職した経験がある筆者が「短期離職すると決断する前に考えておきたいこと」をまとめてみました。
辞めても良いケースと辞めるのを検討した方が良いケースについても紹介しておりますので、
・入社1ヶ月目だけど会社を辞めたいと考えている方
・今すぐにでも会社を辞めたいと考えている方
・今の会社がしんどいのでやめようか悩んでいる方
はぜひ最後まで読んでみてください。
どうして退職したいの?
入社1ヶ月目の段階では、まだ入社した会社の仕事内容や人間関係、会社全体の雰囲気などがまだ見えてない時期。
しかしながら、会社の良い面や悪い面といった入社前に抱いていたイメージとのギャップは少しずつ見え始める時期でもあります。
辞めたい!と感じる理由は人それぞれ異なりますが、まずは辞めたい根本的な理由を洗い出すことが大事です。
もし理由が不透明のまま会社を退職してしまうと、新しい会社へ転職しても同じ理由で会社を辞めたいと思ってしまうリスクが生じます。
退職するにもエネルギーが必要ですが、転職活動もエネルギーをたくさん使います。
新しい会社へ入社することは、環境の変化が大きくストレスがかかり、年齢が上がるにつれてしんどくなってしまいます。
また、辞め癖がつかないためにも「どうして退職したいのか?」を客観的に考えてみる必要があります。
入社1ヶ月目でも退職した方が良いケース
そこで、入社1ヶ月目でも退職した方が良いケースについて紹介します。
休日が少なかったりサービス残業が頻繁に発生したりと、就業規則に反している
求人票に記載があれば入社前に判断できるものの、休日が少ないことが判明したり、サービス残業が頻繁に発生したりと入社してから分かることもあるかと思います。
残念な話ですが、人が欲しいため、平気で偽った情報を求人票に載せる企業も実在しています。
「ブラック企業だ!」と分かったら、早いところ見切りをつけた方が時間の無駄にならなくて済みます。
このケースは明らかに採用した企業側に非があるため、せっかく入社した会社が原因で身体を壊し、取り返しがつかなくなる前に早期離職することをおすすめします。
パワハラやモラハラが当たり前の職場環境
求人票や数回の面接だけでは「パワハラ」や「モラハラ」が行われていることまで見えないので、入社前に判断することは難しいですよね。こればかりは「運」なので、本人の力ではどうすることもできません。
部署異動が可能であれば人事部に申し出ることも一つですが、短期離職し新たに職場環境を変えることをおすすめします。
職場全体でパワハラやモラハラが行われている場合は、口コミサイトをチェックすることで事前に防げる可能性が高まるので、内定承諾前にチェックしておくことが大切です。
入社1ヶ月目では退職しないで様子を見た方が良いケース
人間関係が合わない
人間関係が合わなくて退職するのは正直もったいないです。
新卒の場合、社会に出ると色々な大人がいます。優しい人もいれば、怖そうな人、意地悪をしてくるような人など、想定していたよりも人間関係のギャップが大きくてストレスを抱えることもあるでしょう。
中途で入社した場合も同じことが言えますが、環境の変化に対応しきれず周囲の人たちと打ち解けられなかったり、壁を作ってしまったりと「人間関係」が原因で辞めたいと思うことは多いでしょう。
しかし、人間関係は時間が経つことで改善されていくことが多いです。
このパターンは、入社したばかりの「自分」をどんな人か知らず、周囲が警戒している時期なのでお互い壁を作ってしまっている状態。
時間をかけて相手の性格や仕事の進め方などを知っていくことで、相手の人間性が分かるようになり、徐々に打ち解けられるようになりますよ。
相手の仕事の進め方や癖などを見つけ、探りながらも相手を知るために行動を起こしていくことが大切。
会社の雰囲気が合わない
入社してみたら「めちゃくちゃ体育会系じゃん!」とか「ドライな環境すぎて息が詰まる」というように、会社自体に嫌気が差して「退職したい」と思っていませんか?
仮に会社の雰囲気が合わなかったとしても、全員が会社の雰囲気が好きな訳ではありません。何割の人は会社の雰囲気が合わなかったとしても、働いている人はいます。
私も初っ端から「合わない!」て感じた会社に入社した経験があります。
その会社は毎月部署ごとに余興があったり、年に1回愛社精神(?)を作文に綴って全員の前で発表する時間があったりとなかなか衝撃的で、絶望した記憶があります。笑
ですが、あまり会社の雰囲気が好きではなさそうな人を見つけてからは「完全に染まる必要はない!」と肩の力が抜けたように感じました。
また、会社の雰囲気以外に譲れない部分を探してみるのも手かもしれません。
会社の雰囲気に合わないのは自分だけではない!同じ境遇の人を見つけることで割り切って仕事ができるかも
仕事内容が思っていた内容と違う
「こんな仕事がしたい!」と思って入社したものの、想定していた仕事内容と全然違うため、仕事へのモチベーションが上がらなくなるのも辞めたい原因につながります。
事務を希望していたのに営業で外回りをしないといけない!など、職種変わっちゃうぐらい仕事内容が異なる場合は労働基準法に違反している可能性が高いため、早めに人事部に相談しましょう。
それでも改善されない場合は、退職に向けて動き出してもOKです。
しかし、やりたい仕事を任せてもらえない等、思っていた仕事と違かったり億劫な仕事内容だったりと、時間が経てば解決しそう・我慢できるレベルであればもう少し会社に留まっていた方が良いです。
何故なら入社したばかりなので、具体的にどんな仕事をするのか見えてない可能性が高いから。
求人票や会社のHPを見ただけでは、裏側の仕事まで見えないので、少なくとも半年から1年は様子を見てみることをおすすめします。
求人票と全く異なる内容の業務を任されている場合は、転職を考えてみましょう。そうでなければ様子を見ましょう!
業務レベルが高くてついていけなさそう
入社してみたものの、業務レベルの高さから自信喪失し、辞めたい理由につながっていませんか?
環境が変わればもちろん働いている人も変わり、中にはレベルの高い仕事を難なくこなしている人もいるはず。
また、任された業務に対して失敗したり壁にぶつかったりすると「この環境で上手くやっていけるのかな」と罪悪感を感じ、自分の悪いところばかり見てしまいますよね。
前職でどんなに優秀だったとしても、新しい会社に入ったら「新人」と同じ。
「ついていけないし、辞めようかな」とネガティブにならず、周囲の仕事の進め方を観察し「良い部分を吸収していく!」と考え方を変えることで、上司との信頼性が築けるようになり、業務レベルの不安も減っていくはずですよ。
まだ入社したばかり。自己嫌悪にならず、優れている人から良い部分を吸収する!と気持ちを切り替えよう!
退職する!と決断した時に抑えておきたいポイント
もし検討した上で「退職する!」と決断したのであれば、次は会社を辞めるためのアクションを起こすことになります。
短期離職をする場合、すんなり退職できないことが多いので注意が必要です。私自身も4回退職を経験してきましたが、辞めるまでに時間はかかるので、覚悟しておきましょう。
退職する2週間前に直属の上司に伝えること
大前提ですが、退職する2週間前までには直属の上司に退職すると相談しましょう。
私は新卒時代に販売職として勤めていたのですが、辞め方が分からず退職願をネットで調べて便箋に書き、直属の上司どころか役職者の店長に持って行って動揺されたことがありました。笑
あまり周囲に知られたくなかったのに、気持ちがヤケになって堂々と退職願を出してしまったため、私の辞める話は知らなくても良い人たちにまで広がってしまい…。
短期離職なので、物音立てずに辞める方が難しいかもしれません。
辞める本人は引き継ぎがないので早く辞めさせてほしい気持ちはあると思いますが、最低限のマナーとして、まずは「相談ベースでまずは上司に伝える」ことを意識しましょう!
強い意志を持って退職することを伝える
短期離職となった場合、すんなりと退職できるとは思わない方が良いでしょう。
確実に引き止められます。
辞める原因を聞かれることはもちろん、続けた方が良いと説得が入るはず。その圧力に負けない強い意志を持つことが大切になってきます。
もし考え直した結果、今の会社で頑張ってみようと決めたのであればそれで良いのですが、もし説得に流されてしんどくなったから今の会社に留まるのは間違いです。
私の経験上、一度説得されると余計に退職したいと言いづらくなります。もし辞めると決断したのであれば、辞める理由を明確にして頑なに「辞めたい」ことを相手に伝えていかなければなりません。
「退職代行」サービスに頼るのもあり
もし、退職したいけど下記に当てはまる場合は「退職代行」サービスを使うのもおすすめです。
・過重労働で退職したいと言えない劣悪な職場環境
・パワハラやモラハラ、いじめが頻発している
・後先考えなくても良いからもう今の会社には行きたくない
・適応障害やうつ病になりかけていて、会社に辞めたいと言えない
退職代行サービスは、依頼者の代わりに退職の手続きを行ってくれるサービス。ここ最近話題となっていて、年々利用者も増えてきています。
実際に使わないとしても、どんなサービスか気になる方はお話を聞いてもらっても良いかもしれませんね!
本当に退職しても良いのか、一度立ち止まって考えることが大事
退職を決断した時に抑えておきたいポイントについて紹介しました。
冒頭でも述べておりますが、私も入社1ヶ月目ではなくとも早期離職を経験しています。
経験やスキルが何もない状態での転職活動はしんどかった記憶があるので、入社1ヶ月目での退職は正直なところおすすめできません。
しかし、入社1ヶ月目であっても仕事で体調を崩してしまう前に「退職」を選ぶことは決して間違っていません。
入社1ヶ月で退職をすることは転職においてリスクが多いものの、転職はできます。
むしろ、早いところ行動した方が今後の人生にとってプラスに生きることだって十分にあります。
また、きっと退職したい根本的な理由が明確になっていれば、次の転職活動ではその条件を避けて行動できるはずです。
今は短期離職者向けに合わせた就職支援サービスも多いので、一人で悩まず上手くサービスを活用してみても良いかもしれませんね。
一度きりの人生。次は素敵な会社と出逢え、気持ちよく働けていることを祈っております!