菅原産婦人科・自然分娩 | 初産で39時間かけて出産した話(出産記録)

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2023年9月、埼玉県越谷市にある産婦人科菅原病院で第一子を出産しました。

産婦人科菅原病院の情報が少なかったため、産前期間中は心配のあまり同じように産婦人科菅原病院で出産を経験した方のブログを読んで元気をもらっていました。

出産してからだいぶ時間が経ってしまいましたが、私も出産前から出産後の記録を残しておこうと思います。

もし産婦人科菅原病院で出産しようと考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

memo

2023年9月時点の記録なので、状況が変わっている可能性もあります!

目次

初診はどうだった?予約方法から当日の様子まで

初診の流れについてHPやGoogle検索で調べてもあまり情報が載っておらず、当時は困っていました…。

なので、初診の記録も載せておきます!

初診の流れ

里帰り出産を希望していたため、30週入った頃に産婦人科菅原病院のHPからWebで初診の予約をしました。

初診の予約をする時に連絡先など質問項目が色々ありましたが、どの質問があってどの回答を入れたか覚えておいてもいいかもしれませんね。

初診予約した時に入力した項目で登録されるから、日にちが経つと記憶が薄くなって忘れてしまう…。笑

初診は11時に予約を取って行きましたが、トイレも列ができるほど待合室は混み合っていました。1人で来院しないと席ないんじゃないか?と思ったレベル。

出産した方が退院する時間帯が11:00頃になるので、お迎えの人もいて混み合っていたのかもしれません…!
時間に余裕がある方はこの時間帯を避けて予約しても良いかも。

主観ですが、午後は比較的空いていたように感じます。(混んでたらごめんなさい!)

受付した後は検尿器を受け取り、検尿+血圧と体重を測りに向かいました。検尿容器が透明なのがちょっと恥ずかしかった…。

ちなみに血圧と体重は別室で行いますが、1人ずつしか入れず他の妊婦さんが測定している間は外で並んで待っている必要があるので注意です!

検尿と血圧、体重測定が完了した後は待合室で呼ばれるのを待ちます。

今は「@link」というスマホアプリをインストールし、自分の受付番号をスマホで確認することができます。

院内にモニターもありますが、待合室の席によっては見づらいのでスマホアプリでの確認をお勧めします。

スマホアプリで確認する場合は「通知をON」にしておくとリアルタイムで確認が可能です!

番号が呼ばれると、まずは中待合室で待ちます。

その後、診察室が3部屋ほどあるのでモニターもしくはスマホアプリの通知で表示された番号の診察室へ入って診察を受ける…という流れでした。

診察が終わったらお会計ですが、確か初診は受付で直接お会計をしたような気がします。

次回以降は精算機でお会計が可能なので、受付に寄らず会計が終わったらそのまま帰宅することができます。これは便利だなー!って思いました。

精算機では現金・クレジットカードが使用できますよ◎

母親学級や両親学級って受けた方がいいの?

自宅から通っていた産婦人科ではコロナ禍を考慮して母親学級・両親学級はYoutube視聴のみでしたが、産婦人科菅原病院は第二金曜日と第四金曜日に院内で母親学級や両親学級を受ける機会がありました。

受講予約は@linkもしくは窓口でできますが、30週の段階でギリギリ予約できました。

元々予約枠が少ないのか分かりませんが、看護師さんには残り1枠でした!って言われました…!

受講するのにテキストの購入が必要だったので、テキストを買ってパラパラっと読んで受講日に向けて予習。

しかし、私も旦那もコロナに罹ってしまったので結局受講できずキャンセルとなってしまいました。(ちーん)

受講できずに出産に臨むのは正直なところ不安でいっぱいでしたが、受講しなくても無事に出産を終えられたので受講しなくても大丈夫でした!

産婦人科菅原病院で母親学級や両親学級の受講を検討している方は早めに窓口に相談するか、@linkで受講予約をしましょう!

出産までの妊婦健診

30週で初診を受けて、その後は2週に1回・臨月入ると1週に1回の妊婦健診がありました。

スクリーニング検査

初診が終わって次の健診では「スクリーニング検査」を受けました。

今まで通っていた産婦人科では里帰りのタイミングと重なって1度しか受けておらず、実際にはもう1回検査する必要があった様です。

病院の2階に案内されてからは、担当の先生の指示に従って少し薄暗い部屋で20分近くベッドに横になっているだけ。

検査中は睡魔との闘い。横になってたら寝てしまうわ〜!(全然寝ても問題ないんですけどね。笑)

終わったらお腹の中の赤ちゃんの様子をモニター上で説明してくれました。結構甘えんぼちゃんみたいで、ずっとくっついてたみたいです。

可愛すぎーーーー!!!!!!

エコー写真を発行してくれるオプションはありましたが、動画での提供は無いとのこと。金額は高かったけど、せっかくなので課金してエコー写真を数枚発行してもらいました◎

その後はスクリーニング検査の詳細結果を1階の診察室で伝えられました。特に異常は無かったものの、少し気になる部分があるとのことでこの段階では様子見。

様子見と言われてビビってましたが、時間経過したら特に異常はないと言われました!
ひと安心…!!

NST

NSTは「ノンストレステスト」の略称。モニター検査とも言われており、赤ちゃんにストレスをかけずに赤ちゃんの心拍数とお腹の張りをチェックすることができます。

院内では体重や血圧を測定している部屋でカーテンで仕切られている個室で検査を行います。

NSTに限り、受付時に発行した番号では呼ばれずアプリ通知もされませんでした!
直接看護師さんに名前を呼ばれるか、渡された番号札で呼ばれたので部屋の近くにいた方が安全です◎

こちらもスクリーニング検査と似ていて、個室のリクライニングチェアに座り、モニター用のベルトを巻いて20分ほどぼーっとするだけ。

検査中スマホを触れないと注意書きがあったため、寝るかぼーっとするしかありません。

モニター用ベルトを忘れたら500円で再購入が必要なので気をつけましょう!

出産の兆候はあった?入院するまでの流れ

そんなこんなで通院に慣れてきた頃。臨月に入り、とうとう出産の兆候が現れました。

おしるしがあり、出産にグッと近づく

36週4日。おしるしや陣痛っぽい症状が発生。

陣痛の間隔はまちまちですが、痛いタイミングが来た時は鈍痛が腰やお腹にぎゅーっと走った感じがしました。

お腹が張っている感じなのかどうかは正直よくわからず。

陣痛のような症状は夜寝ている間も続き、全然寝られませんでした。

横になるよりも壁にもたれかかって寝る方が痛みが和らいだので、以降クッションを背もたれに置いて寝る日々が数日続きます。

これからどうなるんだ…って思うとさらに寝れなくなりました。笑

朝も昼もずっと陣痛のような痛みと闘っていました。

普段と変わらず過ごしていましたが、毎回頻繁に来るこの痛み、本当に陣痛なのかわからなくてメンタル的に辛い。

気になって陣痛アプリで毎日ずっと計測してたけど、間隔が空いたり狭まったりしてよくわからない。

原因不明の痛みっていつ終わるん??????

これって陣痛…?心配になって病院で診察してもらう

37週1日。臨月に入り、いつ産まれても良い状態になりました。

前述した通り、痛みがずっと続いていたので思い切って病院の窓口に電話をしてみました。

「一度病院に来てみてください!」

…ってことで入院するかもしれないので、念のため入院グッズを全て持った状態で病院へ行ってみました。

着いたら正面入り口の裏にある入り口から入室し、診察を受けました。

(休診日に受診したからかあまり冷房が効いてなくて暑かった記憶…笑)

結果、陣痛はまだ来てなさそう…とのこと。

この時点で子宮口は3cmほど開いていたそうです!

せっかく荷物を持ってきたけどもう少し様子見てくださいって言われてしまい、帰されてしまいました。

本陣痛はこの痛みよりもっと痛いのか〜!!

終わりが見えない痛みとまだ戦わないといけないって思うと、がっかりした気分だったのを覚えています。

本陣痛ってどんな痛みなの…?

休診日でレジ開けしてない…とのことで、この日は診察と仮で10000円ほど現金でお金を払って帰宅しました。

ちゃんと10000円は後日精算する時に返ってくるのでご安心を!

痛みに耐えられない!妊婦健診を急遽前倒しにして再受診することに

病院から家に帰ってきて様子を見ていたものの、やっぱり痛い…!

でも陣痛アプリの間隔はまちまちで、ちゃんと計測できているのか不安。

結局「もう一度病院で診てもらおう!」と決め、週に1度の妊婦健診の予約を翌日に取り直すことにしました。

夜はまともに寝れず、翌朝痛いなーと思いながら念の為入院グッズを持った状態で病院へ。

受付の方には相談ベースで

・昨日陣痛かもと思って病院へ行ったけど、様子見と言われた
・現時点でもずっと痛みが続いている
・本当に陣痛かどうか診てもらうことは可能か

ということを伝えました。

その後、早急に受付の方が優先的にNSTや診察を進めてもらうよう各担当の方に伝えてくれました。配慮とてもありがたかったです…!!

NST→診察の結果、以下の通りに告げられました。

・子宮口は4cm
・赤ちゃんが下まで降りてきてるので、エコーで全体を確認することができない
・子宮口の開きが進んでいるので入院しても良さそう

とうとう入院!出産の進展はあるのか…?

ということで、入院する方向で話を進めることになりました。

もし、1日様子をみて進展がない場合は退院して引き続き自宅で様子を見ることになるみたいです。

診察終了後はそのまま入院の流れになるため、車で待機してくれていた家族にはもう会えず。(泣)

家族には入院グッズを持ってきてもらうように連絡し、看護師さんの誘導で2階の受付ソファーで待機。その後、必要書類の記入をしました。

診察後、少しの時間でも良いから話がしたかった。
次会うのは出産した後になるんだな…。

心構えはしていたものの、急に入院が決まったので寂しい気持ちと出産への不安な気持ちがグッと強くなりました。

出産がんばろ!

陣痛は直前まで1人で耐える!?陣痛から出産までの流れ

入院直後〜初日の夜

案内されたのは分娩室。すぐ産める状態ではありませんが、陣痛室が埋まっているので急遽分娩室に案内された感じみたいです。

まずは入院着に着替え、管みたいなものを腕につけて、助産師さんによる子宮口の開きをチェック。変わらず4cm。

まだ進捗はゆっくりそうなので、ということでお昼ご飯を食べてウロウロ歩き回ったり踏み台を上り下りしたりと軽く運動をしていました。

運動していない間はNSTをしながらベッドに横たわります。

なんだかんだ夜になり、分娩室を使用するとのことで空いた陣痛室に移動。少し閉鎖的な空間で、テレビはもちろんなくリクライニングができるベッドのみでした。

ここでしばらくは痛みと闘うんだなー。

余談ですが…代わりに分娩室に来る方が運ばれる時にすっごく苦しそうな声で叫んでいたのを覚えています。

車椅子で助産師さんの方に運ばれていったのが分かり、恐怖を感じました。笑

分娩室と移動した陣痛室が隣り合わせだったのですが、陣痛室を出るとうっすら叫び声が聞こえてたので、さらに恐怖を感じるという…。笑笑

陣痛室に移動してからも痛みに耐え続けていると、夜ご飯の時間になりました。

あまり写真は載せない方が良いかな?と思い、ブログの掲載は控えますが…お米は食べやすいようにおにぎりにしてくれていました。

飲み物は水かお茶かを選べた…気がします。(1回おかわりもできたかも?)

ご飯おいしかった!!!!

陣痛に耐える長い夜を過ごす

ご飯食べ終わって、21:00には消灯します。

(入院するの人生初体験でしたが、病院って消灯時間早いんだね…。21:00には寝ろってこと…?てか陣痛続いてるから全然寝れないんだけどなぁ。)

歯磨きするところは自分がいた陣痛室から少し離れていたので、面倒くさくて歯磨き行くのを断念しました。歯磨き中も陣痛きてるからね。

どの陣痛室も電気を真っ暗にしていましたが、私は真っ暗だと寝れない体質のため電気つけてました。

そしたら助産師さんが心配して来てくれて、子宮口の開きをチェックしてくれました。

この段階で子宮口は5cm!少しずつ進んできています!

あとは「おまじないしておくね〜!」ってなんかやられた。笑

今になって思うのは、助産師さんがしてくれたおまじないって陣痛早めるためのおまじないだったのかな〜?

少しお喋りしてから助産師さん退室。ここからまた痛みに耐える長ーい夜が始まりました。

1人でずっと痛みに耐えてるとまあ〜〜時間が過ぎるのが遅い。

話せる人が誰もいないので、1人の空間で1人痛みに耐えるばかり。眠れるはずがない。

陣痛のような痛みが発生した日から腰がすっっっっごく痛かったので、メガネケースやカイロを当てたり持参していたクッションを二つ折りにして腰をゴリッゴリに擦ったりして時間が過ぎるのを待ちました。

痛いし寝れないし、時間全然過ぎないし…この時間が結構メンタル的にキツかったかも。

あとは隣の部屋に聞こえない程度にスマホから音楽を流して腰の痛みを少しでも忘れようと意識してました。

スマホで音楽を流す時は隣の部屋に聞こえない程度であれば流してOKと許可をいただきました!
音楽を流す場合は念の為確認してみた方が良いかもしれません。

無音で寂しいから…っていうのも理由の1つではあるけど。

ちょっと進展あり?破水発生

それから数時間が経ち、トイレに行こうとベッドから立ち上がって廊下を出て少し歩いた瞬間

一気に水が漏れたような感覚が。

勢いがよく、自分で止めようにも止められない状況。

え!!!今のなになになに!?!?!?(焦り)

めちゃくちゃ焦ったわたしはそのままトイレに向かいます。(ナースコールしなさいって話だよね←)

廊下にぼたぼた水が垂れていたかもしれません。それでも構わずトイレに向かう。

トイレに行っても止まらない水。再び焦って部屋に戻ってナースコール。

破水したかもしれません…

助産師さんが部屋まで来てくれて、子宮口の開きをチェック。

6cmまで来ていました!

破水は「高位破水」というもので、お腹の中の赤ちゃんに悪影響はないみたいです。一安心。

赤ちゃんが動いた衝撃で破水したのかも、とのことでした!

長い夜が明け、念願の朝食タイム!そして気になる子宮口は…?

助産師さんが部屋を出てからも全然寝れず、夜が明けました。

長い長ーい夜でした。腰めっちゃ痛いし、もうこんな長い夜は過ごしたくない。

痛みから解放されたいから、できれば今日産みたい。笑

そんなことを考えているうちに、朝食が運ばれてきました。

もちろん、しっかりと完食。お茶までおかわり。(本当はもっと飲みたかった←)

いつお産が始まっても良いぐらい、体力も気持ちも準備万端です。

9:00以降に助産師さんが様子を見に部屋に入って、ここでも子宮口チェック。

順調に7cmまで進んでいました。

分娩室に移動し、いよいよ出産?でも想定外の出来事が…

子宮口が7cmになり「午後には産まれそう!」ということで、陣痛室から分娩室へ移動することになりました。

もう陣痛室には戻らないので、荷物を全部まとめて陣痛室へ移動します。

車椅子持ってきますか?って(多分)言われた気がしたけど、歩いていける距離だったので

「大丈夫です!」

と言って、自分の足で歩いて分娩室へ移動しました。

ここで出産するんだなぁー。

爆発しそうなぐらいの腰の痛みに耐えながらも早めの昼食も完食し、なんなら持参していたウィダーとかも飲んじゃいました。

ご飯食べ終わったら子宮口は8cmまで進んでいました。

お!このペースでいけばもう少しで産まれるかもー!

助産師さんからも

「旦那さんがすぐに来れるように準備しておいて!って伝えてね!」

と言われたので、LINEで進捗を報告。

ここでびっくりしたのが、病院側が「もうすぐで産まれるので病院きてくださいね!」って電話で伝えてくれるんじゃなくて、自分で伝える感じなんですね…!

旦那には「普通にLINEくるから元気なのかと思ってた!」と言われましたが、そんなことはなかった。笑
必死こいてLINE打ってました。笑笑

自分で報告できないぐらい死にそうになってたらさすがに病院から連絡入れてくれるとは思うけどね。

30分後、再び子宮口をチェックしてもらいましたが、ここで想定外の出来事が。

「お産進みやすい体質かもね!」

って言われてたのに、急に陣痛が弱まってしまったのです。

再び内診グリグリし、1時間経ったあとに再度見てもらっても午前中のような痛みはあまり感じず、陣痛が弱くなっているのが自分でもわかりました。

抗生剤を打ってもらい、さらに1時間が経過。

様子を見ても陣痛が定期的に始まる気配がなく、破水もしてるから早めに産んだ方が良いですねって話になりました。

ってことで、陣痛を早めたい時に使用する陣痛促進剤を打ちましょうとお医者さんから提案がありました。もちろん承諾。同意書も書きました。

数日間昼夜問わずずーっと陣痛っぽい症状に悩んでたけど、やっと原因がわかりました。

私、おそらく「微弱陣痛」だったのかもしれません。

痛いのに陣痛間隔が長かったり短かったりするから、本格的な陣痛につながらない厄介なやつ。これはしんどいわ…。

一番強度が低い設定で促進剤を打って様子をみることになりました。これで陣痛が早まって、より出産に近づくはず…。

しかし、30分経っても陣痛が早まった感じがしなかったので強度アップ。

さらに30分近く経ったら効果が出てきたのか痛みが出始めました。徐々に痛みは増していき、短い間隔の陣痛が始まりました。

きた!これが本格的な陣痛ってやつ…!!

本格的に陣痛がきた!少しずつ余裕がなくなってくる

間隔が短いからこそ痛みに耐える時間が増えてきました。

次第に腰あたりをさするのも「腰割れるんじゃない?」ってほど強くなり、痛みに耐えてる間に別のことを考える余裕がなくなってました。

えーーーまじで腰痛い!

うっすらスマホで音楽を流して気を逸らそうと頑張っても聴いてる場合じゃないってぐらい痛い。

それでも声出したり叫んだりはしませんでした。同時に、陣痛の痛みを少しでも感じないようにと必死で違うこと考えてました。(ハ●太郎やアンパ●マンの歌を心の中で歌ったり、産後にやりたいことを考えたりしてました)

叫ぶと全身に力が入ってお腹の中の赤ちゃんがしんどくなっちゃう!

赤ちゃんが少しでも楽になるように自分がリラックスして酸素を送ってあげるんだ!

陣痛って痛いですが、実は赤ちゃんも同じように苦しいんですよね。

赤ちゃんは暗い暗い産道をたった1人で抜けようと、新しい世界に飛び出そうと頑張ってる!

出産は赤ちゃんとの初めての共同作業!

コラムみたいな書き方になりましたが、そう自分に言い聞かせて定期的にくる陣痛の痛みと闘いました。

叫ばない方がいい、って聞こえるかもしれませんが、あくまで個人的主観なので叫んだ方が痛みが和らぐのであれば叫んでくださいね!

我慢しすぎるのが1番だめ!!!

陣痛に苦しみながらも子宮口をチェック。

この時点で9cm!

10cmになると産んでも大丈夫なので、もう少しで産める!

ってことで再び耐える時間に入ったのですが、結構限界に近くて。何度ナースコールしようか悩んだか。

ベッドに備え付けられている受話器を持ったり置いたりを繰り返し、刻々と時間が過ぎていきました。

あとちょっとで産める!自分を見失うことがあったけど、もうひと踏ん張り

やっぱり無理!!ってナースコールして子宮口を確認してもらっても、9cmから全然進みませんでした。

まだ10cmじゃないの!?

助産師さんからは「無意識に力んでしまっていたようで、子宮口が浮腫んでしまい開きが悪くなってしまったのかも…」と言われ、ハッと気づきました。

赤ちゃんと一緒に頑張るって決めていたのに、完全に自分を見失っていた…!

確かに陣痛は痛くて、つい耐えるときに力が入ってしまっていました。(陣痛室で耐えていた時の陣痛の痛みとは全然違う痛さでした…泣)

よし、ここから気持ち切り替えてこ!

ということで、私が試した方法は「何もしない」「何も考えない」「何も感じない」。笑

どんなに力みたくなっても状況に任せる、ってことをしてみました。

つまり、「どうにでもなれ〜」ってやつです。

ある意味「諦め」。もう産まれちゃったら産まれちゃったでいいや〜。

初産だからできたのかもしれませんが、その成果あってか無事に子宮口は10cmまで進んで出産体制が整いました!

旦那に立ち会ってもらい、無事に出産

出産体制が整ったので、助産師さんやお医者さんが出産準備を始めました。

ここで、助産師さんからは「旦那さんにナースステーションまで来てもらうように伝えてください〜!」とOKが出ました。

9cmの時点ですぐに病院に来れるように近くでスタンバイしてもらうように伝えていたので、9cmから10cmに進むまでに時間がかかってしまい、車を出してくれた母と旦那には長らく待たせてしまいました…。

あの時は本当に申し訳なかったな。泣

自分で伝える感じだったので、旦那にLINEで報告。

でも旦那を待つことはなく、着々と準備は進みます。会陰はもちろん切られました。泣泣

会陰切開は絶対にしたくない!って当日までずっと思っていましたが、切った方が傷が残らないですよ〜って言われたからその場で切開OKしました。

ドキドキしてたけど、思ってたより痛くなかった!(むしろ出産後の傷跡を縫う方が個人的には痛かったなぁ〜。)

切開してからは酸素マスクをつけて、タイミングに合わせて赤ちゃんを出すために力みます。

初めての酸素マスク…!!!

陣痛が来たら力むので、少しだけ休憩がある感じ。その間はお医者さんや助産師さんからアドバイスとかもらってました。

「このやり方で大丈夫!」とか「上手〜!」とか。褒められて良い気分でした。

陣痛で1人耐えてる時よりも気持ちに余裕があったかも!
もうゴールが見えてたからかな?

そして、あと一息のところで旦那が分娩室に到着。2〜3回力んだら無事に出産!

まじで赤ちゃん出てきた…!

嬉しいとか使命感が出た、というよりかは本当にお腹の中に赤ちゃんがいたんだという驚きの方が先に来ました。笑

出産が終わった直後は何してた?

無事に出産が終わると、ずーーーっと痛くてしんどかったはずの腰の痛みがなくなっていました

あと、出産中はあまり実感がなかったけど…相当力が入っていたのか、足の震えが止まらなかったです。

出産後は赤ちゃんと旦那と3ショットで写真を撮っていただき、旦那は退出。(出産立ち会い〜退出までの時間は大体15分ぐらいでした)

退出後は切開した会陰の処置や、2時間程度の安静時間を過ごしていました。

安静時間中は出歩いちゃいけないのでずっとベッドに横たわっていますが、私の出産時間が夕方〜夜だったので夕食の時間と安静時間が被ってしまい…。

安静時間は寝る人が多いかと思いますが、私の場合は夜ご飯を食べてたらあっという間に時間が過ぎちゃいました。本当なら全部食べれる勢いでしたが、ベッドと食事のテーブルが遠くて手が届かず完食できず。泣

安静時間が過ぎてからは助産師さんの方が最終処置をしてくれて。

お部屋まで行くときはもう21時過ぎてたので、すでに消灯時間。車椅子に乗って退院まで過ごすことになるお部屋まで連れて行ってくれました!

人生で初めて車椅子に乗った!!

入院するお部屋の説明があってから助産師さん退出。

昨日は歯磨きができていなかったので、速攻歯磨きして口スッキリさせてから諸々荷物出して整理して。

なんだかんだ23時ぐらいになってました。

出産は十人十色。携わってくれた全ての人たちに感謝

こんな感じで今まで生きてきた人生の中で1番と言ってもいいほど濃くて長い長ーい1日が終了。

出産を通して感じたのは、出産は十人十色。皆が同じ出産ではない、ということ。

安産でしたが、出産時間は39時間。正直こんなに時間がかかるとは思いませんでした。

ほんと、何が起こるかわからないですね〜。

こうして無事に出産できたことに感謝…!

産婦人科菅原病院での入院生活については後日記事書きます!

おまけ・出産の予習としてよく見ていた動画

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました…!!

最後に、私が出産を迎えるにあたって予習?としてよく見ていたYoutube動画を載せておきます。

陣痛中もお守りのように見ていた動画です。

きっとこの動画を見たら出産の意識が変わるかも。ぜひチェックしてくださいね!

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