新卒半年未満で会社を辞めたわたしがエンジニアに転職してみて思ったこと

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6月ですね。

新卒が入社してから2ヶ月が経過し、仕事に慣れてきた人も多いかもしれませんね。

その反面、2ヶ月が経ったからこそ今の会社に不満を抱く人もいるのでは?

わたしは販売職として新卒で入社をした会社を半年未満で辞めています。

3ヶ月ほどのブランク期間を経て、SES事業を行なっているエンジニアの会社に転職して2年半ほど経験。

その後はWEB系の会社で社内SE、ブライダル会社で情報システムの事務系の会社など幅広く転職しました。こうして振り返ってみると、早々にエンジニアの道にキャリアチェンジしてよかったのかもと感じています。

そこで、今回はわたしが会社を辞めてからエンジニアに転職した経緯や、転職を経て感じていたことを綴りたいと思います。

目次

なぜこの道を選んだ?エンジニアを目指そうと思ったワケ

新卒の会社は、携帯販売員として配属された県内の店舗に勤めていました。

ただ、人間関係が悪化してから販売すること自体に苦痛を感じるようになり、毎日どんよりとした気持ちで出勤していました。

気持ちとしても滅入った日々が続き、体調も悪くなるばかり。

家族から心配され、入社して半年も経っていませんでしたが新卒で入社をした会社を辞める決意をしました。

辞めてはみたものの、次の仕事はどうしようか…。

途方にくれながら求人サイトをぼーっと眺める日々が続きました。

販売職や営業職など人との関わりが絶対である仕事は避けるように求人を探していました。

どんな仕事がしたいのか分からなかったし、あの頃は迷走していました…。

そこで考えた職業は「事務職」。

ただ事務のお仕事は辞める人が少ないから求人数もそんなに無いし、倍率が高いんですよね。そして、当時は未経験採用はほぼありませんでした。

試しに某転職エージェントに行って要望を伝えても、なぜか紹介されるのは「事務職」ではなく営業や販売の仕事を紹介されたり、そもそも紹介する求人が無いと言われてしまったり…。

さすがに早くやめすぎたかも。この先どうしよう。

そう思いながら毎日のように求人とにらめっこしていたところ「システムエンジニア(SE)」の仕事があることを知りました。

当時のわたしはずっと「プログラムを書くことは理系の仕事!」と思っていたのですが、文系でもできるとのこと。

難しそう、ちゃんと勤まるのか、という不安はありましたが…。

仕事は主に基本パソコンと向き合って、設計したり開発したりと黙々と作業することが多いので、何かに没頭するとのめり込むようにハマるわたしには合っている仕事かも?と次第に思うようになりました。

今後はITの需要が高まるので将来性も高いし、特にやりたいことがなかったので始めてみようかな!という気になりました。

とは言え、全くの未経験だし…。ついていけるのかな…。

ただ、こちらは調べていくうちにエンジニアの仕事は今後需要が高いのに人手不足なので、未経験者向けにプログラミング研修をやっている会社も多いことが分かりました。

同じように未経験者が身近にいた方が安心かなぁと思い、研修をやっている会社の求人を中心に探してみることに。

プログラミングスクールに通ってから就職先を探すのも一つの手段ではありましたが、早く働きたかったので自社研修をやっている会社に入った方が近道かなーとわたしは思いました!

エンジニアを目指すとは決めたものの…?

がっつり文系出身のわたしが果たしてこの仕事を続けられるのか…という不安は常にありました。

そして、何より不安だったのが

プログラマーやエンジニアって「3K」って言われてるんでしょ…ブラック企業だったらどうしよ…こわい( ;ω; )

ということです。笑

3K」とは「きつい・帰れない・給料が安い」を指します。

ネット検索していると「エンジニアは3Kだからやめておけ!」と言ったような書き込みが掲示板サイトやブログに書かれていることが多いんです。まぁ、それも事実ですからね…。

ですが、そんなことでクヨクヨすると完全に仕事が無いニート状態が続いてしまうので、思い切って未経験採用が多い「エンジニア」の道へ進むことになりました。

まとめると、わたしがエンジニアの道へ進んだ理由は下記になります。

  • 未経験採用をしている会社が少なかった(営業職や販売職を除く)
  • なんとなく将来性がありそうだった
  • 興味があることには没頭しやすい性格なのでなんとなく続きそう
  • とにかく早く職を見つけたかったリスト

「もし合わなかったらその時に辞める判断をすれば良い!」と自分に言い聞かせ、未経験エンジニアの募集をしている会社に絞って転職活動を行いました。

やってみないと分からないし、まずは転職が先だーーー!

いざエンジニアの会社に転職!ついていくのに必死だった毎日

無事に未経験採用をしているエンジニアの会社に就職することができ、早速プログラミング研修を受けることになりました。

その会社の研修は、3ヶ月で結構触ってないと忘れがちなExcelの関数やピポットテーブルから丁寧に教えてくれました。

慣れたら次第にVBA、HTMLなどのフロント周り、自分のPCにサーバー環境を構築し、PHPを触る…といった基礎の部分から応用まで幅広く研修を通してスキルを身につけました。

ゆくゆくはWeb関連の仕事をしたいと思っていたので、PHPを学べる会社へ転職しました!

ただプログラミングは全くの初心者だったので、最初はどんなに教えてくれても何を言ってるのか分からない状態が続きました。

研修だけでは物足りず、自分で本を買って読んだり模写したりする日々。

そりゃあもう、今になって「なんであの時は必死こいて頑張れたんだろうなぁ」と感心するほど。

当時の自分としては、確かにまた短期で仕事を辞めるわけにはいかないプレッシャーもあったとは思います。

ですが、頑張れたのは「会社」という組織の中に属していたからだと今となっては思いました。

給料をもらいながら研修を受けられる&周りに同じ未経験の人がいて、お互い切磋琢磨できる環境に身を置けたのは経験として大きかったし本当にありがたかったですね…。

特に給料をもらってプログラミングを学べることが、頑張る活力になっていました!

ただ、未経験者向けに自社で研修をやっているような会社は「年齢制限」を設けている会社が多いです。

もしIT業界に入ってエンジニアとして道を開いていきたい場合は、早めに転職することをお勧めします。

他社へ出向し、実際にエンジニアとして働いてみて

研修が終わり、これからは客先へ常駐することになります。

営業と一緒に客先へ行って、そこのお偉い人と面談を行います。

お偉い人が判断して「この人なら頑張ってくれそう」と思ったら同行した営業に声がかかり、客先で仕事をするようになります。(良い悪いの判断基準は客先によって異なるので、実際なにが決め手で客先がOKしてくれるのかは分からないけど)

わたしもいくつかの会社に行って面談を重ね、無事に出向先が決まりました。

その会社では2年間ほど経験させていただきました。

現場運が良かったためか周りの人が優しくて、分からない箇所はお互いに知恵を出しながら少しずつ課題をクリアしていきました。

社内の様々なプロジェクトに参画させてもらい、たくさんの学びがあったなぁと思います。

出向した現場にはとても感謝しています…!
数年経った今でも出向先の人たちとは良い人間関係を築けています!

こうして振り返ってみると、研修でどんなにしっかり学んでも、実際に現場やエンジニア同士の勉強会などで経験を重ねないと実力はつきにくいと思います。

当たり前ですが、どんどん経験を積んだもの勝ちって感じですかね。

いきなり事業会社に転職するのもアリですが、SESではなく事業会社の場合は未経験採用をしている会社が少ないので現場経験がないと転職に苦労するかもしれませんね。

そのため、少しでもSESで経験を積んでからステップアップとして転職する…というのも手かな?と個人的には思いました。

ただ、SES会社の中には良くない会社も多いので少なくとも事前に会社の口コミサイトを見たり、面接時に面接官から話を聞いたりして良い・悪いの見極めは大事ですね。

入社しないと分からないことや「思っていたことと全然違う!」なんてこともあるかもしれないので、そうなったらすぐに転職することも考えましょう!

最後に

社内SEや情報システム部に転職を重ねましたが、SES会社で経験したことが糧になり、こうして「今」に繋がっていることは確かです。

早いうちにエンジニアへの道へ進んで良かったなぁと改めて感じます。

もし悩まれている方がいましたら、まずは参考書を読んだりオンライン学習サイトに登録して学んだりとアクションを起こしてみましょう!

そこで、心の底から「プログラミング嫌だな…」と思わなければエンジニアになるのも良いと思いますよ!

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